洋書が伝えた不思議な生き物

■ 江戸時代、オランダ船がもたらした西洋の書物には、日本ではまだ目にしたことのない様々な生き物が描かれていました。おどろいた洋学者たちは、その姿を描き写して自分の本の中で紹介し、人々に伝えました。

本展では、版画や洋学者たちの刊行した本を通じて、江戸時代の人々を驚かせた生き物たちの姿をご紹介します。

■主な展示資料…大槻玄沢訳考『六物新志』、森島中良著『紅毛雑話』、「駱駝図」、「宇田川榕菴蔵張込帳」など