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第3回もっと伝統工芸 備中漆展

新見市周辺は古くから漆の産地として知られ、良質の漆が取れていました。中世の時代、新見は京都・東寺の荘園、新見庄として栄えたところで、大量の漆を年貢として納めていたことが、ユネスコ世界記憶遺産に認定された「東寺百合文書」にも記載されています。また、備中漆は質もよく、仏像の修復にも使われたことが記録に残されています。
本展は、備中漆復興20年を記念し、平成26年からはじまった展覧会の第3回展として、日本伝統工芸中国支部の漆芸、木竹会員を中心に、新見市で活動する漆芸の「地域おこし協力隊」3作家も加え、総勢およそ35作家に制作を依頼し、その成果発表展を備中漆のおひざ元、新見市で開催します。

◆開催日時 2017年2月11日(土)~2017年4月2日(日)09:30~17:00

◆開催場所 新見美術館 岡山県新見市西方361

◆問合せ先 0867-72-7851 新見美術館

◆料  金 覧料:一般600円(500円) 、大学生400円(350円)、中高生250円(200円)、小学生150円(100円) ※( )内は15人以上の団体料金。障がい者手帳などをお持ちの方は半額。市内小中学生は観覧無料。高梁川流域パスポート提示の小学生は土日祝休日は無料。